「100万本のばらのまち福山」福山市の花はばら。毎年5月・10月には街じゅうの至るところにばらが花咲き、気品ある香りで人々を魅了します。福山市がばらのまちづくりをすることになったきっかけは戦後すぐのこと。第二次大戦の終戦間際、福山は大空襲に遭い市街地の大半を失いました。戦後復興の槌音ひびく中、現在のばら公園付近の住民は「花こそ人の心が和らぐもの、花を育てよう」と、空き地に1000本のばらの苗木を植えて日夜世話を続け、ついに1000本の真っ赤なばらを咲かせました。こうした人々の熱意が実り、1968年には「全国美しい町づくり賞・優秀賞」を受賞。市民の共感を呼び、ばらのまちづくりのきっかけとなりました。今では市内各地に約50万本のばらが咲き誇っています。

